で
収録曲
01:胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ
02:ドラマで始まる恋なのに
03:愛の言霊~Spiritual Message~
04:Young Love(青春の終わりに)
05:Moon Light Lover
06:汚れた台所
07:あなただけを~Summer Heartbreak~
08:恋の歌を唄いましょう
09:マリワナ伯爵
10:愛無き愛児~Before The Storm~
11:恋のジャック・ナイフ
12:Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
13:太陽は罪な奴
14:心を込めて花束を
概要
『Young Love』(ヤング・ラヴ)は、サザンオールスターズの12枚目のオリジナル・アルバムであり、本作の4曲目に収録されている楽曲名である。1996年7月20日発売。発売元はタイシタレーベル。
その後、1997年4月23日に早くも再発がなされ、2008年12月3日に再発売されている。
(wikipediaより抜粋)
sasfan総合レビュー
サザンにとっての原点回帰であり、
私にとってのサザンの原点でもあるアルバムです。
サザンを知るきっかけとなった「愛の言霊」
ライブの定番曲である「あなただけを~Summer Heartbreak~」
「太陽は罪な奴」
このアルバムにしかない曲としては
ドライブするときに欠かせない「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」
伝説の隠れ名バラード「ドラマで始まる恋なのに」
アルバムの題名にもなった「Young Love(青春の終わりに)」
ライブで聴くともっとかっこよくなる「汚れた台所」
個人的リピート率No.1「Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)」
名曲ばかりの神アルバム!
未だに私にとってのNo.1アルバムです。
最も思い出深いアルバムであり、本当に感慨深い曲ばかりです。
早速一曲ずつ紹介していきましょう。
一曲レビュー
01:胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ
「Oh,愛は奇跡に変わるの 神の御前で」
車のキャデラックのCM曲です。歌詞にもキャデラック出てくるあたりに
桑田さんらしさ。ギターカッコイイ。ドライブの時に聴きたくなる曲です。
02:ドラマで始まる恋なのに
「あの日見た空がまぼろしにかわる 苦くて淋しい涙でいっぱい」
隠れた名バラード。凄く好きだけど他のアルバムにも収録されず、
ましてやライブでも演奏されず。本当に陽の当たらない曲。
個人的にはバラードTOP5に入ります。思い出補正ありますが・・・。
イントロ演奏と出だしの
「あんなに大きなドラマで始まる恋なのに 時のうつろいは夢を待てない」
は秀逸だと思います。
03:愛の言霊~Spiritual Message~
「閻魔堂は 闇や 宵や宵や 新盆にゃ丸い丸い月も酔っちゃって由比ヶ浜 鍵屋 たまや」
すげぇ歌詞だ(笑)
私の原点である名曲です。
何というか異国感溢れる曲調に「和」も感じる不思議な世界観。
サザンというか桑田さんの織りなす世界って凄いなぁと。
何となく「ヨシ子さん」に通ずるものがありそうな。
香取慎吾主演の「透明人間」というドラマの
主題歌でした。私は当時小学生で、日テレのジャニーズ主演ドラマ枠は
必ずクラスで話題になっていたので、この曲は皆歌っていました。
が、歌詞を理解できている人は皆無(笑)
それくらい何を言っているのか分からないです。歌詞カード必須。
04:Young Love(青春の終わりに)
「二度と帰らない young love 青春の終わりに」
ビートルズっぽい、とよく言われています。
正直私もそう思いました。
でもこのアルバム自体がビートルズ意識しとるし、
なんかリスペクト感じる曲だし、僕は好きですね。
青春の夢は叶わず・・・
30を超えた今、この曲を聴くと深い・・・。
05:Moon Light Lover
「夏のルージュで描いた合図 手の掌に・・・」
渚園ライブでの印象が強い曲です。
夏の終わり、恋の終わりって感じの曲です。
サザンの得意曲って感じかな?
06:汚れた台所
「”出世したいか?”と上司は問うと”会社のためなら記憶は消せよ”」
サザンの送る風刺ソングの傑作。大臣、校長など何でも皮肉る!
何かフェスかなんかでも歌っていた記憶が。
こういう風刺する曲があるからサザンなのだと私は思います。
なんかこう「おかしいことは、おかしいと言えばいい」的な。
好きです(突然の告白)
07:あなただけを~Summer Heartbreak~
「誰かが落とした麦藁帽子が 波にさらわれて夏が終わる」
この歌詞だけで昇天しそう。
夏の終わり、恋の終わりの王道サザン曲ですが、
それにしたってこの曲は素敵。
この曲を聴いて夏の終わりを味わうのです。
なんかこの曲を聴いていると、夏の思い出が全て「セピア色」に
感じられるなぁ。
08:恋の歌を唄いましょう
「私だけが夢の中で生きるのね」
このアルバムを買った当時の、小学生の私は
「不倫ソング」だとは気づくこともなく(笑)
ちなみに原由子さんが歌っています。
それだけで十分に名曲なのです(きっぱり
昭和感をたっぷり味わうことのできる歌詞、
ドロドロした歌詞に似合わない軽快な曲調!
素晴らしきかな原坊。
09:マリワナ伯爵
「俺を責めなくたっていいじゃんハニー!?」
この曲だけは何か語ることがない・・・(笑)
嫌いではないのだけど、好きでもない。
でも不思議な曲調は良い。
10:愛無き愛児~Before The Storm~
「なぜ僕は生まれたのか?」
一転して暗い曲調。出だしのピアノからしてダーク。
歌詞も超暗い。子どもを持っ親としては何か嫌な曲かな。
自分の子どもを愛せない親って何なんだろう?
11:恋のジャック・ナイフ
「甘くて淋しい 恋の虜なのだ」
さらに反転して激しい曲調。
イヤホンで聴くことをおすすめします。聴けばわかる。
キリンのCMにも使われておりました。
歌謡曲+ロックな感じで、ホテルパシフィックの原型のような曲。
ライブでもっとやってくれんかなぁ・・・
12:Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
「惰性で飲む酒 沁む煙草の煙 身を切り裂く修羅場よ1.2.3.4.5」
何つー歌詞だ(驚愕)
周りのサザンファンで、コアな人ほど「Young Love」の最高作品は
この曲だと叫ぶ。ライブで聴くと確かにカッコイイ。名曲。
13:太陽は罪な奴
「高気圧はVENUS達の交差点」
アルバムバージョンはイントロに波の音あり。
波の音から夏を想像させ、そこから眩しい太陽をイメージさせる曲調に。
ライブの定番曲でもあり、私のカラオケ十八番でもある(どうでもいい
キリンラガーのCMだったのですが、この曲聴くとビール飲みたくなると思う!
サザンの王道だけど超名曲。
14:心を込めて花束を
「もしも涙が溢れそうなら 時間を止めて抱寄せて」
ラッツ&スターのメンバー全員の合同結婚式において、媒酌人を務めた際の鈴木雅之の父との会話が、この曲を生むきっかけとなっている。編曲はデビュー当時親交の深かった宮川泰によるもの。(wikipediaより)
僕の結婚式の最後はこの曲で締めました。
サザンファンなら結婚式でこの曲を使う方が多かったのではないでしょうか?
とにもかくにも、そういう曲でございます。